まんが日本昔ばなし DVD

ここがすばらしい

「まんが日本昔ばなし」は日本のアニメ史に残る名番組です。
日本人の心に訴える何かがあります。
そのストーリーはすでに知られた昔話がほとんどであり、絵本などでもすでに存在するのに、なぜ名作とよばれるのでしょう?
ここからは、サイト作者の「まんが日本昔ばなし」への思いと考えを書いています。

日本の昔話をアニメにしたものは、実は他にもいくつかあります。
レンタル屋に行けば、それらをみつけることができるでしょう。
ですが観てみると、そこには薄っぺらなただ単に動画として表現されたものが多く、魅力がありません。

まんが日本昔ばなしがなぜ多くの人の支持を受けてきたのでしょうか?

作る側の想い

まんが日本昔ばなしには、製作者側にひとつのポリシーのような、曲がらない考えのようなものを感じ取れます。
5つぐらい話をみるとそれがわかります。

それは「昔話をどのように子供達に伝えていくのか」ということを真剣に考え、どのようにアニメとして表現していくのかをベテランぞろいの製作者達が作りこんだ作品だからでしょう。

昔話はむかしどうだったのか

昔、昔話は口伝えで話をされていました。
村のおばあさんやおばさんが、村の子供達にきかせる「村に伝わるお話」というスタイルです。
そこには絵本はなく、語り手の声のみで語る形。

これは今の日本ではおそらく体験することができないと思いますが、近いものとしては「落語」があります。
そしてラジオで放送されるドラマ。

声の強弱と声色を変えることで複数の登場人物や擬音を表現し、雰囲気を出す。

これがもう少し近代的になったものが「紙芝居」です。
幼稚園・保育所では、今も保育士の先生が子供達に使っています。

「日本の昔話はもともと口で伝えられていたものであり、その話が語られているときの雰囲気も伝えたい。」、それを工夫して表現することに挑戦し完成した作品だからこそ、作品に味わいや奥深さを感じることがあると思います。

カテゴリー: エッセイ